減築リフォームのメリット・デメリット
07 / 09 / 2018
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減築リフォームとは?
減築リフォームというのは、建物が広すぎるような場合に、例えば、上階を減らすものです。
一般家庭の住宅においては、例えば、子供が家を出て行って夫婦だけになった場合にこの減築リフォームは行われます。
具体的には、2階建ての住宅であれば2階は使わなくなった、平屋の住宅であれば普段使わない部屋があるような場合などです。
ここでは、減築リフォームのメリット・デメリットについてご紹介しましょう。
減築リフォームのメリット
防犯面が良くなる
普段使わない部屋は、防犯面においても、あるいは風通しをしないための住宅の傷みの面においても心配になります。
そのため、普段使わない部屋は減築リフォームすると、防犯面などにおいてメリットがあります。
耐震性がアップする
住宅が重い場合は、耐震性が良くないと言われています。
特に、2階建て以上の場合は、使わない階を減らすことによって耐震性がアップします。
住み続けられる
現在は、シニア世代が、大きな住宅に住むのが不便であるため、生活が便利なマンションへ移るケースが多くなっています。
しかし、近所付き合いも良く、生活面でも便利であれば、減築リフォームするとそのまま現在の住宅に住み続けることもできます。
メンテナンス費が少なくなる
住宅に関係する費用としては、メンテナンス費が大部分を占めています。
減築リフォームによってメンテナンスする箇所が減ってくると、費用をその分少なくすることができます。
風通しや日当たりが良くなる
敷地いっぱいに平屋の住宅を建てている場合は、減築リフォームによってより敷地が活用できるようになります。
風通しや日当たりが良くなるとともに、家庭菜園やガーデニングによってより暮らしが潤いあるものになります。
バリアフリーにできる
夫婦だけになると、バリアフリーを考えるようになります。
使わない部屋を減らしてバリアフリーにすると、例えば、2 階建てを平屋に減築すると家事動線が使いやすくなる、減築することによって廊下、各部屋が広めに確保できるので、将来の車椅子せ生活が見越せる、などのようなメリットがあります。
固定資産税が安くなる
延べ床面積によって、住宅の固定資産税は決まります。
この固定資産税が、普段使わない部屋を減築リフォームすることによってに安くなってきます。
減築リフォームのデメリット
仮住まいが必要になる
減築リフォームの場合は、仮住まいが必要になります。
生活に影響がない減築リフォームであれば、住み続けることができます。
しかし、屋根を葺きかえたり、壁を撤去したりする場合は、仮住まいが必要になります。
減築リフォームの場合は、仮住まいが2ヶ月間~4ヶ月間くらい必要になります。
減築リフォーム後に物が住宅に入らない
減築リフォーム後に、物が住宅に入らなくて整理ができなかったような場合があります。
減築リフォームする際は、必要な物などをどのように保管するかを検討しておきましょう。
減築リフォーム後に部屋が不足する
部屋を減築リフォームによって少なくする場合は、事前に子供や孫が泊まりに来たり、来客があったりした際の対応を考慮しておきましょう。
減築リフォームによって部屋を減らし過ぎて、必要な部屋が無くなると全く意味がありません。
さまざまな生活シーンを考慮して、減築リフォームを検討しましょう。
費用が案外とかかる
減築リフォームする際は、主としてに屋根、壁、床、柱、基礎の工事を行います。
そのため、費用が解体する際にかかって、想像していたよりも高い費用になる場合があります。
減築リフォームの場合は、一般のリフォームとは違って、建て替えをしないで、新しいスタイルに住宅を変更するものであるため、費用が一般のリフォームと比べるとかかります。
減築リフォームは住宅が小さくなるという考えのみでいれば、費用が案外とかかるというようになります。
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