ガレージハウスは本当に便利?知っておくべきメリット・デメリット

12 / 04 / 2018

ガレージハウス

マイカーを持っている人は、マイホームを建てる際にガレージハウスを検討する人が多くなっているようです。ここでは、ガレージハウスは本当に便利?知っておくべきメリット・デメリットについてご紹介しましょう。

ガレージハウスとは?

ガレージハウスというのは、住宅とガレージが一緒になったものです。例えば、1階がガレージと住宅の玄関などになり、2階からが住むスペースになります。


ガレージハウスのメリット

マイカーを置いておくところとしては、外の有料の駐車場を利用する場合が多いでしょう。また、大切にマイカーをしている場合は、自宅の駐車場に屋根を付けたり、屋根の代わりにピロティーに住宅の1階をしたりすることもあるでしょう。しかし、ガレージハウスは、このようなものよりもメリットの大きなものがあります。

 

完全に雨風を遮断できる

駐車場に屋根が付いている場合は、雨をある程度は避けられます。しかし、最近は、台風やゲリラ豪雨などの横殴りの強い雨になる場合も多くあるので、完全に遮断できなく、紫外線や砂埃などは遮断できません。しかし、ガレージハウスの場合は、シャッターと壁によって外と完全に遮断することができるので、天候に影響されることなく、マイカーを心配なく置けます。屋外に駐車した場合は、マイカーが雨が降るごとに汚れるので、マイカーを頻繁に洗う必要があります。しかし、ガレージハウスにマイカーを置いている場合は、マイカーを洗う回数が少なくなるでしょう。また、台風などで飛ばされたものが、マイカーに当たるリスクも無くなります。

 

防犯面で安全である

屋外にマイカーを置いている場合は、外構がオープンになっている住宅であれば、誰でも侵入することができるので、駐車場が住宅の敷地の中にあってもいたずらをマイカーにされる恐れがあります。また、近くの子供がボールを投げた際に、誤ってマイカーに当たるなどのような場合もあり得るでしょう。屋外にマイカーを置く場合は、このように必ずリスクが何らか発生します。一方、ガレージハウスにマイカーを置いている場合は、住宅の中にマイカーを置いているような状態になるので、損傷や盗難などのリスクから完全にマイカーを守ることができます。

 

別の使途にも利用できる

ガレージが1階にあると、マイカーを置くところとして普段は利用して、ホームパーティーをここで週末に開いたり、子供が遊んだりするところとして利用することもできます。マイカーを移動すると、スペースが非常に広くなるので、いろいろな使途に利用できます。また、スペースがあると、マイカーと一緒に自転車やバイクも置くことができます。


ガレージハウスのデメリット

ガレージハウスは、このようなメリットがある一方、デメリットもあります。

 

費用が高くなる

ガレージハウスの場合は、広い間口にしてマイカーを出し入れしやすくする必要があるので、設計が普通の住宅よりも制約されます。そのため、強度的に木造などは困難になり、コンクリートや鉄骨を選ぶ必要があります。また、工法も制約されるので、トータル的に普通の住宅よりも高くなります。また、シャッターなどのガレージハウスの部材は、外国製を使う場合も多いため、十分にメンテについても考慮しておく必要があります。

 

居住スペースが狭くなる

一般的に、ガレージハウスの場合は、最低でも3.5mの間口、5.5mの奥行きくらいのスペースが必要になります。しかし、容積率や建ぺい率も考慮する必要があるので、居住スペースがその分狭くなります。ある程度は階数を高くすることもできますが、階段を上り下りするのが面倒になります。

 

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