設計事務所にお願いするメリットとは?

03 / 12 / 2017

住宅

まず、設計事務所というのは、建物の設計、工事を監理し、建築士の資格がある建築家がいるところです。設計事務所としては、個人の建築家の事務所、あるいは共同で建築家が運営している事務所があります。マイホームをお願いする場合は、設計やプラニング、デザインを設計事務所が行った後、工務店が工事を行うようになります。一般的に、相見積もりをいくつかの工務店で行った上で、価格や品質などを比べてお願いした人が選びます。

設計事務所にお願いするメリット

高い自由度があるため自分のみのマイホームづくりができる

設計事務所は、土地に合うようなマイホームづくりができることが大きなメリットです。工務店やハウスメーカーと比較して、好みや予算に合わせて自由に設計してくれます。制約がない自由設計であるため、いろいろな工法、仕様、設備が選べます。そのため、こだわりが内装、外観、間取り、設備、エクステリアなどにある場合だけでなく、「道路からは見えにくいが、十分に採光性や通気性がある」「眺望がいいことを十分に活用できる間取り」など、さまざまな要望や土地の大きさ、条件によって対応を柔軟に行ってくれます。そのため、土地が狭い場合でも、アイデアを出して設計してくれます。

 

デザイン力を重要視しているためこだわりのマイホームづくりができる

近年、マイホームに対する要望についても、暮らしやすさや住み心地、外観など、多様化してきています。設計事務所は、その高い柔軟性やデザイニング力によって、オーダーメイド設計を住む人に応じて行って、お願いする人が要望する「こだわりのマイホームづくり」をしてくれることがメリットです。家事に合うような生活動線、くつろいでいる際の快適さ、などの要望することをベースに、スペースデザインを仕上げてくれます。お願いした家族と設計事務所がチームになっているとも言えるため、マイホームづくりを一緒に行う充実感や喜びがあります。お願いした家族でも勉強や下調べをしながら、マイホームに対する要望をしっかりと固めていきます。

 

建てるマイホームをしっかりと確認してくれる

設計事務所の仕事は、設計することと監理することになっています。監理する仕事というのは、建築家が設計した通りにきちんと工事が行われているかを確認するものです。建築家が第三者として監理するので、建築家自身が設計したプランや図面をベースに、お願いした人の代わりに現場で工事の進に具合をしっかりと確認してくれます。現場に対してケアや指示を細かく行うためには、軽いフットワークが大切になります。そのため、現場を訪問する回数などの監理プランも、事前に十分に確認しておく必要があります。


設計事務所にお願いする際に注意すること

設計事務所にお願いすると、先にご紹介したように、いろいろなメリットがあります。しかし、設計事務所にお願いする際には注意することもあります。設計事務所にお願いする際には、しっかりと期間や費用を確認しましょう。自分だけのマイホームを設計してくれますが、計画から設計まで最初から始めるようになります。最初からマイホームを設計するので、その分時間や費用もかかり、トータルの費用が高くなりがちです。お願いする人の細かな注文や要望に対応してくれますが、予算をその分オーバーすることも多くなり、費用はこだわるほどかかる場合もあります。そのため、設計事務所にお願いする際には、設計や工事がどのくらいの期間になるのかという目安を確認しておきましょう。また、マイホームづくりのトータルの予算額を、設計事務所に十分に伝えておきましょう。

 

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