Ether house / 「趣味」の家
現在ライフスタイルの多様化から様々な趣味を持って充実した生活を楽しむ人が増えてるなか、地域・社会とのコミュニケーションの深化を図り、増加していく高齢者の多様化するニーズを的確に把握し、ありきたりの建て売り住宅ではないもっとお客様の視点にたった分譲住宅の新しいありかたが求められています。今の分譲住宅はの多くは核家族が住むことを想定しているだけなので、家の中には家族以外のメンバーが集まれ、また同時に「趣味」を楽しんだり、その仲間と楽しむ場所があまりまりません。この計画では、家が外へとつながり、人びとが集まれそしてそこで「趣味」を楽しむ場として往来の分譲住宅の概念を越えて空間の広がりやそこに生活する家族や友達の関係を豊かにする住宅のあるべき姿を提案します。
まず家と回りとの距離を近づけるために、3階建ての高さの大きな鉄骨フレームを架け,吹き抜けた広場とした。そしてポリカーボで壁から、屋根までひとつづきの大きな窓にしました。吹き抜けた広場に木造のプライベート空間を入れ子状にしすることによって広場全体を中心に生活が展開する住宅の構成が生まれます。住宅に入ると外から続く床(土間)やポリカーボによって入ってくる光によって、意識的に建物の外へはこばれ家の中に入ってもまた別の外があるように感じられるようになっています。広場は趣味を楽しんだり、近所の同じ趣味の仲間と楽しんだり、子供たちがお遊戯室のように遊べるような小さな集会場になったりと外と内が一体となった開放的な場となります。
早い、安い、旨い、を現実化する技術による建設イノベーションを実現するため、構造は鉄板構造としました。鋼板をコの字型に折り曲げたリブ付きの壁パネルと床パネルを工場制作し現場ではボルトで接合。なるべく溶接は使わず接合は全てを12mmのプレートで行われるように考慮しました。この計画では910mmのモジュールで計画しました。910mmという単位は仕上げの施工性やコスト面で都合がよく、施工の短工期化、低コスト化、高品質化を可能としています。またこれらノウハウはここだけに限定されることなく様々な場所にフレキシブルに展開することが可能です。居住性だけでなく「趣味」を通して周辺環境が向上するような公共性を持つ住空間が創り出されています。
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