補助金が受けられる介護リフォームとは?
29 / 03 / 2018
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補助金が介護保険で受けられる
リフォームを介護をメインに行う場合は、補助金を介護保険を使うと受けられます。介護保険の場合は、補助金が20万円まで生涯で受けられ、リフォーム費の9割まで受けられます。しかし、いくつかの条件が、この補助金を受けるためにはあります。この補助金を受けられるのは、介護保険の決まりで、要介護1~5、あるいは要支援と認められた人が対象になります。逆に言うと、基本的に補助金は、この条件をクリアしていないと受けられなくなります。なお、生涯でこの補助金は最大20万円まで受けられますが、転居した時や、要介護のランクが3段階以上アップした時は、補助金を再度20万円まで受けられます。これ以外に、この補助金を受けられるためには、対象になるリフォームがあります。
補助金が受けられるリフォーム
当然ですが、介護保険による補助金であるため、リフォームは介護についてのものである必要があります。そのため、リフォームの内容にも条件がいくつかあります。ここでは、補助金を介護保険で受けられるリフォームの内容についてご紹介しましょう。
手すりのリフォーム
手すりを設けるリフォームの場合は、室内外に関係なく、補助金が受けられます。転倒を防ぐために、手すりは大切な設備です。
段差を無くすリフォーム
段差を無くすということが、バリアフリーの一環としてあります。この段差を無くすことは、介護リフォームの場合でもメインの工事です。 昇り降りを単純に少なくするだけでなく、障害になる敷居や引き戸のレールというようなものを撤去することも含まれます。
床材を変えるリフォーム
自宅で転倒する事故は、高齢になるにしたがって多くなってきます。そのため、床を滑りにくいものに変える場合も、補助金が受けられます。また、車イスを使っていれば、床材を車イスに合ったものに変えるなども含まれます。
引き戸に変えるリフォーム
洋風建築においては、現在、一般的に開き戸になっています。しかし、このような開き戸は要介護者が使いにくいという場合もあり、アコーディオンドアや引き戸へ変える際も補助金が受けられます。これ以外には、ドアノブを回しやすいものに変えることなども含まれます。
洋式トイレに変えるリフォーム
洋式トイレに変えるリフォームの場合も、補助金が受けられます。また、現在設置している洋式トイレを、高さが調節できるものなど、より利用しやすいものに変える場合も含まれます。
介護リフォームをする際のポイント
介護リフォームをする際には、第一は要介護者の安全を考慮することですが、押さえるポイントがこの他にもあります。
可能な限り要介護者の自立を促す
当然ですが、要介護者の暮らしは、介護者のサポートが必要になります。しかし、全てを介護者に任せると、依存度が高くなって、健康的な暮らしはできません。また、このような暮らしが継続すると、生きる意識が少なくなるリスクがあります。
人間的な暮らしを送るには、ある程度の自立が必要です。そのため、介護リフォームのプランでも、自立の余地があるものを立案する必要があります。
介護者に対して気配りする
介護者に対して気配りすることも大切です。介護が難しい環境であれば、介護者が精神的にも肉体的にも大変になってしまいます。介護がやりやすい環境についても、介護リフォームの際は考えましょう。補助金を受けられると、非常に介護リフォームはやりやすくなるでしょう。この他にも、助成金が自治団体から受けられるなど、助成金をそれぞれの団体でいろいろ交付していることがあるためぜひ確認してみましょう。
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