Note coffee house / ノートコーヒーハウス | 店舗デザイン

Location:名古屋市千種区覚王山
Area:45㎡
Cost:400万(家具・必要機材込み)
Completion:竣工 2017
Contractor:ハルヨシ

今回は、店舗面積12坪、幅3m縦11mという縦長の建物で、住宅兼美容室のあるビルの半地下にコーヒーショップを計画しました。所在地は、千種区覚王山 日泰寺参道を一本裏に入った隠れ家的な立地に佇んでいます。狭小空間での計画となりましたが、コンセプトとしては、「狭さを感じさせない空間とすること」「お客様が入りやすい空間とすること」「ヨーロッパ風にして別世界のような空間を演出すること」をイメージしています。

半地下で「隠れ家」空間の演出

狭小な間取りでの空間構成としては、今回の半地下という空間が良く「隠れ家」的な空間になっています。ファサードはガラス張りとすることで内部が垣間見えて興味をそそる演出となります。道路面と段差があることで別空間のような感覚が表現できることも半地下の特徴です。

素材を活かす工夫でレ卜ロな雰囲気を演出

内装空問はレトロな空問を演出する為に丶 オイルステインを木材に施しています。オイルステインとは新しい木材をレト口な雰囲気にすることができ、近年ではDIYが流行りだしたことで知られてきた工夫です。ステインとは葉っぱなどの「汚れ」のことを意味し、初心者の方にもお勧めできる顔料です。スチールフレームは黒塗りとすることで照明とマッチして空間が引き締まります。更にコンクリート素地と自然素材の木と相反する素材を合わせることでモダンな世界観を演出することもできます。

また、白塗装を貴重とした壁にすることで一昔前のレトロ感を出すことができます。日本に居ながらにして少しヨーロッパのような空気感が感じられ、この空間でしか味わえない、コーヒーをたのしんでいけるような空間を目指しました。

オーダーカウンターでオープンスペースを活かす

カウンターはオーダーカウンターで製作しています。この大きなオーダーカウンターはエントランスに対してオープンになるように計画し店と客との境界を無くすことによって狭さを感じない、入りやすい空間を作りました。

備え付けの椅子で集客率アップ

狭小スペースの店舗計画は集客率があげられない問題が出てきます。回転率の高いファーストフードの様な店舗だと問題とならない場合がありますが、今回の様な喫茶店では長居することを想定する必要がある為、集客率をあげられません。その為、今回は壁面に備え付けのベンチを設けることで小さなスペースでもたくさんのお客さんを集客することができます。こうすることな小さなスペースでもたくさん仲間と集える、周りの集会場にようになるように計画しました。

木を用いてモノトーンさを緩和する

今回壁面は白を基調としていますが、白を使うとモダンテイストになってしまい、レトロ感を失ってしまうことがあります。「白と黒」のようなハッキリした色分けではなく木を効果的に用いることで「白と茶」というモノトーンを緩和した色分けでより一層レトロ感を演出する工夫をしています。また、左右で白の壁と木の壁となる様に分けることで座る向きによって店舗内の雰囲気が変化することで飽きさせない工夫をしています。

まとめ

今回の様な狭小スペースの計画は郊外よりも都内で活きてきます。賃貸料も安く内装費も大型店と比較して少ない為初期投資は少なくて済む為、喫茶店の様に日々の利益が少ない店舗にとってはメリットもあります。その反面、集客率が見込めない可能性がある為、今回の様に、「狭さを感じさせない空間とすること」「お客様が入りやすい空間とすること」「ヨーロッパ風にして別世界のような空間を演出すること」などの様なコンセプトを持つことで他店舗との差別化を図ることができるので予めしっかりとしたテーマを持つことが肝心です。

 

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