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ARCHITECTS

オーエヌツーアーキテクツ

名古屋建築設計事務所

FLAT S /

和モダンリノベーション

Location:    愛知県名古屋市中区

Area:       65㎡(20坪)

Cost:       800

Completion:    2015.11

Contractor:     春田建設・三高

50代のご夫婦の為の中古リノベーション案をご紹介します。名古屋市内の中古マンションで間取りは65㎡(20坪)の典型的な3LDKです。ご要望は「開放感が欲しい」「部屋全体が明るくなるようにしたい」「既製品を使わず、自然素材を使ってほしい」

の3点です。

まず開放感を出す仕組みとして以前は壁で仕切られた暗い廊下に焦点を当てました。暗い空間から乳半アクリル入りの建具にすることによって光が差し込む広々とした明るい印象を持たせることが出来ました。また、廊下からリビングに入る戸を引き込みにすることで開放的な空間を演出するだけでなく風の通り道を作ることで「人と光と風が一体となる」動線が出来上がりました。部屋同士が連続することは空間変化が生まれると同時に戸を閉めている状態でも常に気配を感じられる為、開放的空間を実現する為には効果的です。

 

加えてアクセントとして乳半アクリルの丸窓を付けました。この丸窓は光を取り入れるだけではなく、一つの連続した空間の中に人の気配を感じられたり、プライバシーを確保できたり、住まいの中に様々な距離感を生んでいます。

 

バリアフリーへの配慮も加えています。生活に必要不可欠であり頻繁に利用する水廻りに壁のような大きな引き戸を採用し、寝室から水廻りスペースに直接行ける動線にしました。大きな引き戸を開けると、洗面所、浴室、ランドリーの水廻りが現れ、開け放しにしていればきれいな水廻り空間がインテリアの一部となり、閉めていれば脱衣や身支度などする機能空間となります。また洗面正面を全面鏡にすることにより生じた奥行きがあるような錯覚により、「狭い」「暗い」と思いがちなマンションの洗面所が全体に広がっていくように感じられるようにしました。バリアフリーへの配慮は近年では常識とされつつありますが、床がフラットであるが為に空間に仕切りがなくまとまりが無くなってしまいます。今回はこの問題を解決する方法として、天井にレベル差を付け部屋ごとの仕切りを天井によって作り出しています。これによって無駄な壁が無くても空間が曖昧になることなく仕切られバリアフリー空間と「開放感が欲しい」という要望がミックスされた空間が誕生します。

キッチン正面の壁にはモザイクタイル、床にタイルを貼ることにより空間に変化をつけました。キッチンスペースは耐水性を考慮しつつも部屋との一体感、差別化を図る上でタイルは効果的です。

 

空間構成をする上で「収納」方法は大きなポイントとなります。今回は壁に面する一面を建具で構成して, 部屋に馴染ませて目立たなくしました。 余計なものが省かれて全体が大きな流れの中で1つの空間へとなります。空間構成は間取りだけでは成り立ちません。今回は、柔らかい空間の雰囲気を演出する為に間接照明を要所に使うことで空間ごとでの濃淡を表現しています。また、柔らかい雰囲気を持つ木の素材と間接照明は非常にマッチします。また、天井にレベル差を付けたことでそれぞれの天井に取り付けられた間接照明の当たり方が変わり同じ照明なのに違った光の当たり方をします。ここでのポイントは「窓に面する部屋の天井を高くする」ことです。天井が高いと大きく光が差し込み奥の部屋の天井が低くても暗い雰囲気を与えることなく、まぶしすぎることもない空間を作り出すことが可能です。

 

床はオーク無垢材やタイル、壁には、調湿、抗菌作用のある塗り材を利用しています。調湿作用のある塗り材は木材であっても防水性がある為、水廻りでもしようすることが可能です。

木材で空間をデザインする際に他物件との差別化を図る方法として常設家具を造作することです。本棚や建具、家具などの大きなものを造作することによって、既製品にはない温かみや空間との「なじみ感」が全く変わってきます。オリジナリティ溢れる空間をデザインする際には本棚や建具、家具などの色合いからデザインすることも空間構成をする上でのポイントとなります。

 

 又オイルステインを使用して、天然木独特の木目を引き立たせました。オイルステインとは、木目を目立たせること意外にも新品の木材を味わい深い年月の経った木材に見せることができます。このようなスペースは、まるで、自然そのものの空間にたたずむような温もりと静けさを与えています。縦格子の建具, 素材の質感や色などで光と陰をみせることによって日本の美しい世界観を創りだしています。

 

今回の提案では「開放感が欲しい」「部屋全体が明るくなるようにしたい」「既製品を使わず、自然素材を使ってほしい」という3つのテーマが存在しますが、それと別に「統一感」という4つ目のテーマがあります色合いで言えば、壁・天井・床の色が統一されている。部屋全体の作りも丸と四角で構成されている点も「統一感」を生み出す仕組みとなっています。この統一感が大きな1つのテーマとなりそれに付随するように動線計画や照明の工夫を施したりオリジナリティーを加えることで3つの要望に応えています。

平面図 BEFORE

平面図 AFTER

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