Boke house / 「趣味」でつながる家

Location:千葉県船橋市
Area:-
Cost:-
Completion:企画設計 2017年
Contractor:-

現在ライフスタイルの多様化から様々な趣味を持って充実した生活を楽しむ人が増えてるなか、地域・社会とのコミュニケーションの深化を図り、増加していく高齢者の多様化するニーズを的確に把握し、ありきたりの建て売り住宅ではないもっとお客様の視点にたった分譲住宅の新しいありかたが求められています。今の分譲住宅はの多くは核家族が住むことを想定しているだけなので、家の中には家族以外のメンバーが集まれ、また同時に趣味を楽しんだり、その仲間と楽しむ場所があまりまりません。この計画では、家が外へとつながり、人びとが集まれそしてそこで趣味を楽しむ場として往来の分譲住宅の概念を越えて空間の広がりやそこに生活する家族や友達の関係を豊かにする住宅のあるべき姿を提案します。

まず家と回りとの距離を近づけるために、3階建ての高さの大きな鉄骨フレームを架け,吹き抜けた広場とした。そしてポリカーボで壁から、屋根までひとつづきの大きな窓にしました。吹き抜けた広場に木造のプライベート空間を入れ子状にしすることによって広場全体を中心に生活が展開する住宅の構成が生まれます。住宅に入ると外から続く床(土間)やポリカーボによって入ってくる光によって、意識的に建物の外へはこばれ家の中に入ってもまた別の外があるように感じられるようになっています。広場は趣味を楽しんだり、近所の同じ趣味の仲間と楽しんだり、子供たちがお遊戯室のように遊べるような小さな集会場になったりと外と内が一体となった開放的な場となります。

この住宅には空間を仕切る建具はない一室空間の建物である。小さな部屋だけで構成された間取りだと、そこに住む家族だけが空間を占有し、窮屈で閉鎖的になってしまう。空間や開口をスケールアウトさせることで、人を招き、自由に使ってよいような寛容な状態になり生活の場面ごとに変化する住人や趣味との関係によって広場を取り巻く領域も変わることができます。あるときは二つの領域を隔てる外部として感じられた広場が、別のときにはすべてを包み込んでいる内部と感じれるように、この広場は内と外が同時に存在して、性質が切り変わっていく両義的な場となっています。この家だけで成り立つ新しい家族のある方や趣味の楽しみ方が見え始めている。

 

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